平等院の参道

宇治辻利が保存性の高い茶櫃を開発

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鎌倉時代から続く宇治茶は朝廷や幕府に献上される高級茶でした。平等院の表参道には今でも多くの茶屋が建ち並び、茶箱が積み重ねられています。従来、茶は大きな茶壺に入れて運んでいたものの重くて壊れやすく、後に宇治辻利が保存性の高い茶櫃(茶用の大きい箱)を開発し運搬に利用しました。茶櫃に記されている上林は豊富秀吉の時代に利休と共に宇治茶の発展に貢献した茶問屋で、今日でも上林春松本店として存在します。写真の上林は三星園上林三入本店と言い、三星が地図の茶畑記号になっています。

宇治市 収蔵文書調査報告書6 上林春松家文書
宇治市 収蔵文書調査報告書3 上林三入家文書

上林春松本店
御茶師と言われる官用の茶問屋で、その御茶師を束ねる茶頭取の地位にありました。現在コカ・コーラで販売される”綾鷹”は上林春松本店の煎茶の名前です。一般的に上林と言えば、この上林を指します。

上林春松本店

上林春松本店 説明

宇治代官所跡